心がけているのは、患者さんとご家族の暮らしに即した、外来診療から訪問診療までの一貫した対応です。
患者さんの暮らしに即した診療の組み立てに努めるのはもちろんのこと、患者さんやご家族が抱える様々な困難には、ケアマネジャーや訪問看護師、自治体の方々との密接な連携を通じた支援にも取り組むことで、患者さんやそのご家族の健康と暮らしの維持に貢献できるよう努めています。
スローガンとして揚げた言葉は、私が学んだ大学の教えです。在宅診療に携わるようになり、この言葉の重みを改めて感じました。患者さまごとに生活、仕事、年齢など置かれている状況は様々です。その中で大切になるのは、個々の立場に応じた最適な医療、サービスを提供するように努力することなのです。中学生の頃、曽祖父・母が在宅診療を受けおり終末期医療を身近で見てきた経験を活かし、患者さまとご家族に寄り添う医療を提供したいと思います。
適切な医療は何かを常に考え、ケースバイケースで対応することが大切だと考えます。それは外科医の頃から変わらず心がけていることです。特に訪問診療は、より患者さまの生活に寄り添った医療が求められます。32年間の外科医としての経験も活かし、みなさまに最適の医療を届けます。
横浜市立大学医学部を卒業後、北海道の郡部などで家庭医として研さんを積んできました。この度、ホームケアクリニック横浜港南の理念に共感し、地元である横浜の地域医療に携わることとなりました。医師として大切にしたいのは、患者さまとの対話を心がけ、一人ひとりに合った適切な診察、治療を行うことです。患者さまやご家族のさまざまな困りごとを伺い、医師としてできることに対処するとともに、私一人ではできないことは、各分野の専門家につなぐことで、問題をチームで解決していきたいと考えます。そして、患者さまの健康と幸せをかなえる医療を追求してまいります。
私は根拠に基づいた効果的な治療と患者様との対話や信頼関係を重視しています。皆様が抱える病気に対する様々な思いを理解し、疾患という一側面から見るのではなく、その人の暮らしや生き方なども考慮した全人的医療を提供します。そのために、患者様だけでなくご家族との対話も大切に、明るく楽しい診療を心がけています。
病や障がいがあっても、その人らしい生活を私たちの医療で支えていきたいと思っています。そのために、皆さんご自身、ご家族や周囲の方、そして私たち医療者、それぞれの協力が必要です。私ひとりでは解決できないことは、適切に他の医師や病院、その他の職種・役割の方と協力して対応します。何でも気軽にご相談ください。